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一日一貼
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葛きり

めったに作動しないFAXが届いた。
「 葛きりを」とA4用紙の左上に書かれてあった。
筆跡に見覚えはなかった。
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定食屋さん

公園を突っ切って駅に向かっていると、背の高い女性とおじいさんが二人並び、向かいからゆっくり歩いてきた。
「わたしは定食屋さんとかでもいいよ」
そんなことを言って二人はすれ違って行った。
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お釣り

「15円のお返しです」
 と言ったきりそのまま。店員は15円をお返しやがらない。左手を差し出したままの状態である。
「運命線曲がってますね」
 店員は小声でつぶやいて指で線をなぞりつつ15円を返してくれた。
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トマト

 道を歩いていたらトマトを投げられた。ジャケットにはトマト色の液体と種がべったりこびりつき、ちょっと酸味がかった匂いが鼻をついた。トマトは僕の好物だ。みずみずしいものよりは、ちょっと腐りかけた柔らかくてもさもさとしたものがいい。
 でもね、投げることないじゃん。
 道に落ちたトマトを踏みつけて、帰途へとついた。
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土産

今日から短歌を土産に持ち帰らないと家に入れてくれないらしいのでとにかく量産することにします。
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あの家の前



僕は毎日あの家の前を通る。駅に行く道の途中にあるのだ。
古ぼけた木で作られた家。

深夜になってもこの家は電気がついたままだ。
緋色のカーテンが電気に光っている。

ある日、終電で帰った時、いつものようにあの家の前を通ると、中から声が聞こえた。
男と女が話す声。
中で何をやっているのかはすぐにわかった。

耳障りな声が耳を離れない。
翌朝、緋色のカーテンは閉まったままだった。
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「猫ふんじゃった」

「猫ふんじゃった」の歌詞が思い出せない
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眞璃男

「眞理男」って言うんだ、あの花屋。ほら、あそこのドアに書いてある。
でもね、そういう風に僕には見えるだけで、本当は違うんだと思うよ。
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継接ぎアスファルト

昭和の時代から何度も塗りなおされて継接ぎになったアスファルトを歩きながら、足の裏に微かに感じる水脈をたよりに彼女に会いにいった。
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魚花

「魚花」
魚へんに花と書いてホッケと読むらしい。
英語でいうとアラベスク・グリーン・リング。
何はともあれ干物にされてしまうあのお魚が持つには美しすぎる響きだ。
しかも、魚の花である。干物にされるのに花だ。魚の花形が干物だとは知らなかった。
アラベスクはバレエ用語だと思っていたら、イスラム美術の装飾文様のことも指すらしい。


網走で食べたホッケはでかくてとてもおいしかった。
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